松山市で梨状筋症候群の痛みと痺れにお悩みのあなたへ

「お尻から足にかけての痺れや痛み…もしかして坐骨神経痛？」そう思われがちですが、その症状、もしかしたら梨状筋症候群かもしれません。梨状筋症候群は、お尻の深部にある梨状筋という筋肉が原因で引き起こされる疾患です。坐骨神経痛と症状が酷似しているため、自己判断が難しいのが現状です。このページでは、梨状筋症候群についてと坐骨神経痛との違いをお伝えします。

坐骨神経痛と梨状筋症候群の違い

坐骨神経痛は、坐骨神経のラインに沿って痛みや痺れの症状が出る病気の総称です。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など神経の圧迫が原因だと言われていますが、実は違います。そのあたりは、ヘルニアや坐骨神経痛のページで詳しく説明していますのでそちらもご覧ください。一方、梨状筋症候群は、梨状筋自体が原因で痛みや痺れが起こる点が大きな違いです。つまり、坐骨神経痛は様々な原因によって起こるもので、梨状筋症候群は痛みやしびれの原因が梨状筋にあるということです。

梨状筋症候群は神経の圧迫が原因ではない

＜ザムストのサイトから引用＞

梨状筋症候群は、坐骨神経が梨状筋の隙間や近くを通る際に神経が圧迫されてお尻や太ももに痛みや痺れが起こると思われていますが実は違います。神経の圧迫による痛みや痺れに関しては、興味深いデータがあり、レントゲンやMRIなどの画像と実際の症状は一致しないことが多いということがわかっています。

神経の圧迫で痛みは起こらない→

梨状筋症候群はお尻の筋肉を緩めれば治る

梨状筋症候群は、梨状筋にできたトリガーポイント（筋肉のコリ）を緩めて取り除けば改善します！上記の画像は梨状筋の筋肉にトリガーポイント（×印）が発生した際に、赤色のラインに痛みや痺れが出ることを示しています。症状はお尻だけでなく、太腿の裏まで発生します。この赤いラインは坐骨神経が通っているラインと一致する部分が多いのでどうしても神経が原因と思われがちですがそうではありません。×印の部分を中心にしっかりと筋肉を緩めることで梨状筋症候群の痛みや痺れを改善することができます！

自宅でできる梨状筋症候群の改善法

梨状筋症候群の痛みや痺れを少しでも早く楽にしたいという方に、自宅でできる梨状筋症候群の改善法をご紹介します！

梨状筋症候群は梨状筋の筋肉にできたトリガーポイントが原因だと説明してきました。その筋肉をピンポイントで特定しアプローチができればいいのですが、体の構造や筋肉に詳しくない方にはなかなか難しいと思います。そこで、おすすめなのがテニスボールやフォームローラーなどを使ってマッサージをすることです。仰向けや横向きになって、ボールをお尻の筋肉に当てて、コロコロと転がしましょう。トリガーポイントに当たるとズーンと響くような感覚や普段痛みや痺れを感じている場所に症状が再現されます。そこを中心にほぐしましょう！

注意点としては、同じ部分をやり過ぎると筋肉を痛めてしまう可能性があるので、少しずつ場所をこまめに変えながら行ってください。また、骨の上はコロコロしないように気をつけてくださいね。

１：テニスボールを仰向けや横向きになってお尻の筋肉にあてます。

２：ゆっくりと自重をかけて筋肉を圧迫していきます。

３：痛みの具合に応じて前後や上下に軽く動いてストロークして筋肉をほぐします。

※同じ場所をほぐしすぎないように場所を変えながら行いましょう。１つの箇所で10秒ほどで行いましょう。

松山はりきゅう接骨院の梨状筋症候群の治療

松山はりきゅう接骨院では、梨状筋症候群の原因である梨状筋の筋肉にできたトリガーポイントに対してトリガーポイントマッサージや鍼治療、ハイボルト治療、超音波治療など痛みや痺れの改善に特化した治療法で梨状筋症候群を治療します。
トリガーポイントの発生部位は筋膜の接着部であることが多く、この部分は東洋医学の経穴（ツボ）と8割ほど一致しているとされていて、鍼治療や筋肉のトリガーポイントをピンポイントで取り除くことが最も効果的です。
また、トリガーポイントが繰り返して作り出されないように姿勢の改善や骨盤の歪み、バランスの調整を並行して行います。長年の動きのクセに対しては姿勢改善ピラティスを取り入れています。

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