急な腰の激痛はぎっくり腰かも?!

もし、あなたが下記のような症状ならぎっくり腰の可能性があります。
- 腰がギクっとなってから急に腰に激痛が走った
- 強い痛みで腰を曲げ伸ばしができない
- 寝返りをするのも痛みがキツイ
- 物を持ち上げたり、くしゃみをしたりきっかけが明確にある
ぎっくり腰って?

ぎっくり腰ってよく聞くけど、ぎっくり腰って何?どんな症状?治るの?そんな疑問にお答えします。
ぎっくり腰は、重い物を持った拍子やくしゃみをした瞬間、ふとした動きに伴って突然腰に激痛が走り、痛くて動けなくなってしまいます。正式には急性腰痛と言います。急に激痛で動けなくなるという恐ろしいぎっくり腰ですが、欧米では激しい腰の痛みで急に動けなくなることから別名「魔女の一撃」と呼ばれます。
ぎっくり腰は神経は関係ない
ぎっくり腰は、とにかく痛みが強いのが特徴です。少し動くとズキっと激しい痛みで動けなくなるほど・・・。そんな激しい痛みが出るので神経か何かを痛めでもしたのかと思ってしまいますが、ぎっくり腰は神経が傷んでしまったわけではありませんので安心してください。ぎっくり腰の原因は筋肉です。また、筋肉が過剰に縮んで(攣縮)緩めなくなっている状態になっているので自律神経の交感神経が過剰に緊張してしまっている状態であるといえます。
ぎっくり腰が起こる理由は?癖になる?
ぎっくり腰が起こる理由は、正確にはまだまだ分かっていないのが現状です。ですが、私たちがこれまで臨床でぎっくり腰の施術に当たってきた中で、ぎっくり腰になる人には共通した特徴がありました。詳しく説明します。
ぎっくり腰になりやすい人の5つの特徴
- 猫背や反り腰
- 力仕事やデスクワークを仕事にしている
- ストレスを抱えている
- 運動不足
- 睡眠不足
まず、ぎっくり腰になる人はとにかく姿勢が悪い人が多いです。猫背や反り腰などの悪い姿勢は正常な人よりも何倍も筋肉や関節に負担がかかることがわかっています。
ぎっくり腰の原因は筋肉なので、やはり力仕事や同じ姿勢をキープすることが多いデスクワーク、車の運転が多い営業職の方に比較的多いです。物を持ち上げた際にグキッと音がして痛くなったという方はよく来られます。
自律神経の交感神経は戦う神経で、筋肉や血管を収縮させ、活動するときに働きます。ぎっくり腰では筋肉が過剰に収縮して緩めなくなるので自律神経の影響も無視できません。ストレスを抱えている方は自律神経の交感神経が優位になっている状態で、常に緊張状態にあると言えます。
普段から運動をしていない人は筋肉が硬く、短縮して関節の可動域が狭くなっています。そんな悪い筋肉の状態に負荷がかかることでぎっくり腰を起こしやすくなります。
睡眠は体力を回復する上で最も大切です。日々の疲れを溜め込まず疲れを翌日に持ち越さないためにもしっかりと睡眠をとることが必要なのですが、仕事等で十分な睡眠が取れないと体力が回復できず、少しずつ疲労を蓄積し、何かをきっかけにボン!とぎっくり腰のように不調が溢れるようになってしまいます。
これらの特徴に当てはまっている人は、ぎっくり腰になりやすいといってもいいでしょう。
ぎっくり腰は癖にならない!
ぎっくり腰は基本的には癖になることはありません。もし、あなたがぎっくり腰を毎年のように繰り返しているとしたら、それは上記のようなぎっくり腰になりやすい状態になってしまっているということです。
ぎっくり腰は安静にした方がいいの?
ぎっくり腰になった人を対象にした研究では、安静にしていた人が最も治りが悪かったというデータがあります。昔は安静にした方がいいと言われていたのですが、最近は「動ける範囲で動いた方がいい」と言われています。ただ、激しい痛みを伴うのでなかなか動くのも辛いものがあります。辛い状況で頑張って動くというよりは、痛みの許せる範囲で動くのがいいでしょう。
ぎっくり腰になったらコルセットをした方がいい?
コルセットをすることでギックリ腰の回復度合いには影響しません。ただ、コルセットをすることで痛みが和らぐのであればつけてもいいと思います。コルセットをつけると筋肉が弱るからよくないんじゃないかと質問されることもありますが、痛み強い間だけつけるのであれば問題ないですし、コルセットで筋肉が落ちることはないです。それよりも問題なのは、ぎっくり腰の激しい痛みを体が覚えてしまって庇うような動きが癖のようになってしまわないようにしなければいけません。痛みが出そうだからと庇って動いていると別の部分に負担をかけますし、正常な動き方を忘れてしまいます。
ぎっくり腰になったらお風呂に入らない方がいい?
「急性期は冷やす」というのが常識となっていますがぎっくり腰の場合はどうすればいいのか悩むのではないでしょうか。確かにぎっくり腰は急性の腰痛なので、冷やす方がいいと考えがち。お風呂で温まるのは良くないのではないかと思いますよね。逆です。お風呂にゆっくりとつかってリラックスして筋肉をほぐしましょう。特徴の部分でもお伝えしましたが、交感神経が過剰に緊張している状態なのでリラックスすることは有効です。ぎっくり腰の場合は、肉離れのように筋肉が断裂していたり、神経が傷んでいるわけではないので温めても問題ありません。
ぎっくり腰は10日程度で治るが注意が必要
ぎっくり腰は、健康な方は通常5日程度で激痛がおさまってきて、10日程度もすればほぼ回復することが多いです。ただ、過剰に筋肉が収縮してしまうので、10日経っても痛みや筋肉の引きつりが残る場合も多く、中には慢性腰痛に移行してしまう方もいます。強い痛みを我慢している間に別の痛みを引き起こしてしまうこともあります。最短でぎっくり腰の痛みを改善したい場合は、やはり整体や鍼等の施術を受けることをお勧めします。また、ぎっくり腰を引き起こす特徴を改善することも忘れないようにしたいです。
松山はりきゅう接骨院のぎっくり腰治療

松山はりきゅう接骨院では、ぎっくり腰によって過剰に収縮してしまった筋肉に対してトリガーポイントマッサージや鍼治療、ハイボルト治療や超音波治療を行います。これらの治療法は痛みを取り除くことに特化した施術メニューです。
また、希望する場合はぎっくり腰の痛みが改善してきたら、ぎっくり腰を繰り返してしまわないように姿勢の改善や骨盤の歪み、バランスの調整を行います。長年の動きのクセに対しては姿勢改善ピラティスを取り入れています。
詳しい施術メニューはこちらをご覧ください。
たくさんの患者様を卒業に導いています!
松山はりきゅう接骨院は、松山市の痛み治療専門院として多くの患者様のお悩みを改善し卒業に導いています!

当院が初めての方に初回限定でお得な施術をご用意しております。もし、あなたが急なぎっくり腰の痛みでお悩みなら当院にご相談ください。
施術の流れ
Treatment Flow
初回

カウンセリング
問診票へのご記入後、症状について詳しくお聞きします。

検査
症状の原因がどこにあるのか見つけ出すために全身を検査します。

説明
検査を元に症状の原因やお身体の状況をていねいに説明します。

施術
症状の原因に対して施術を行います。
2回目

状態確認
初回の施術後の状態を確認します。

姿勢検査
初回の検査を元に再度姿勢の写真を撮り検査をおこないます。

説明
検査を元に症状の原因やお身体の状況をていねいに説明します。

施術
初回・2回目の検査を元に根本改善のための全身治療をおこないます。
本記事の文責

四国鍼灸整骨院グループ
総院長 長谷部俊
国家資格:鍼灸師・柔道整復師・柔道整復師専科教員
経歴
・柔道整復師、鍼灸師の資格取得
・柔道整復師専科教員の資格を取得
大阪の整形外科で勤務し、退職時には修了証を授与される。

2010年3月に徳島県ではせべ鍼灸整骨院を開業し、徳島県板野郡藍住町に徳島藍住整骨院、愛媛県西条市にORGANIC鍼灸整骨院西条院とピラティススタジオ pilates studio theBを運営している。